12a猫解説(基本的な構造)
12a猫解説(基本的な構造)
はじめに
人狼Onlineでゲームするにあたって、どう立ち回ったらいいか分からない人向けの記事です。当然、長くなるので十数回に分けて書いていきます。
もう、立ち回りが分かってる人にとっては退屈な記事になるかもしれません。そういう方は、『サイトー、この視点が欠けている(間違ってる)ぞ!』というところを、サイトー (@zinrosaito) | Twitterなどで指摘してください。第二版以降で対応します。
基本的な構造
ゲームがスタートして初日犠牲者が噛まれるまでが初日、村陣営のプレイヤーが会話ができるようになるのが二日目になります。村猫狼の様な状態になるのは六日目です。
村陣営
村陣営の役職と人数は、占い師1、霊能者1、狩人1、猫又1、村人4です。
この内、占い師1、霊能者1、狩人1、村人4は、欠けることがあります。理論上、占い師、霊能者、狩人が欠ける確率はそれぞれ1/8。村人が欠ける可能性は1/2です。*1
村陣営の全ての配役は村人+特殊能力と考えることができます。
村人=村人
占い師=村人+毎晩1名を選んで人狼か否かを知ることができる能力
霊能者=村人+投票で吊るされた者が人狼か否かを知ることができる能力
狩人=村人+毎晩1名を狼の襲撃から守ることができる能力
猫又=村人+道連れにする能力*2
村陣営が狼陣営を駆逐する方法は、基本的に投票による吊り(特殊なものとして猫又による道連れ)のみです。12a猫の場合、1日1回の計5回の権利を持っており、昼間の会話から吊り先を決めて一人を吊ります。
投票による吊りは、基本的に村陣営が多数である状態で発生するものの、狂人を除き誰が狼陣営かを知っている狼陣営の誘導等が生じているので、12a猫の場合、それが1票動いただけで結果が真逆になることもよくあります。票がバラけた場合などはなおさらです。
なお、残りの縄数は、
残りの縄数=(生存している人数-1)÷2
で求められます。小数点以下は切り捨ててください。ゲーム中のどの時点でも求められるので、覚えておいた方がいいでしょう。7-何日目(夜の場合はさらに-1)という方法もあります。
まとめると、村陣営の権利は次の通りです。●のものは狼陣営の権利でもあります。
- 最終日を除き村陣営は役職や能力の実行結果を騙らない
- 日中の会話
- 生存者の投票による1日1回の吊り(最大で5回。人狼がゼロになると喪失する)
- 真占い師による一晩に1回の占い結果(欠けや死亡の場合は喪失する)
- 真霊能者による一晩に1回の霊能結果(欠けや死亡の場合は喪失する)
- 真狩人による一晩に一回の護衛(欠けや死亡の場合は喪失する)
- 真猫が噛まれた時の道連れ(投票の場合、人狼道連れが起きない場合もある)
権利の喪失と狼陣営の情報やプレイヤーを取引しながら、最終的に人狼をゼロにすることを目的とします。
狼陣営
狼陣営は、人狼3、狂人1です。
この内、狂人1は欠けることがあります。理論上、狂人が欠ける確率が1/8です。*3また、狂人の回で触れますが、狂人は人狼の勝利条件である人狼≧村陣営の判定の時、村陣営にカウントされます。
狼陣営が村陣営を駆逐する方法は、投票による吊り(特殊なものとして猫又による道連れ)と夜に起こる噛みです。この内、投票による吊りは、基本的に村陣営が多数である状態で発生するため、村陣営の誰かの投票を必要なだけ狼陣営にとって都合のいい様に誘導する必要があります。12a猫の場合、それが1票動いただけで結果が真逆になることもよくあります。票がバラけた場合などはなおさらです。
まとめると、狼陣営の権利は次の通りです。●のものは村陣営の権利でもあります。
- 最終日を除き村陣営は役職や能力の実行結果を騙らない
- 日中の会話
- 生存者の投票による1日1回の吊り(最大で5回。人狼がゼロになると喪失する)
- 人狼による一晩に1回の噛み(人狼が全て死亡した場合は喪失する)
- 全ての村陣営の役職を騙ることができる
- 誰が人狼かを予め知っている(村陣営の配役と狂人は分からない)
- 人狼による夜間の会話(狂人は参加できない)
権利の喪失と村陣営の情報やプレイヤーを取引しながら、最終的に人狼≧村陣営(狂人は村陣営にカウントします)の実現を目的とします。