人狼戦記

人狼Online(https://zinro.net/ )の第7世代プレイヤーです。

海の日配役着想記(身内噛みと狂信者)

昨日は、海の日配役着想記(村騙りと突然死)と題して、村騙り(村騙りの戦術を含む)と突然死の取り扱いを書いた。今日は身内噛みと狂信者について書いていきたい。昨日も書いたところだけど、配役の背景の事だから村側と人狼側の対立軸で考えがちだが、さらに重要な軸は初心者と経験者の対立軸、荒らし対策の視点だ。

 

身内噛みという戦術

身内噛みという戦術は占い師を騙る狼側が真を取るために潜伏狼に白を出してこれを噛み偽占い師の真目を上げる戦術だが、占い師を騙った狼側の者が狼であれ狂信者であれ10人配役の2狼では縄すら稼げない身内噛みが有効に働くケースが想像しにくいので、海の日配役でも禁止している。真占い師が出てきてるなら噛んだほうが手っ取り早いし、狩がいる配役でももっと大人数の配役でないと意味がないだろうと思うからだ。

誰もやらないだろうと思ったが海の日配役で占い師の真目を上げる目的でもないのに身内噛みをやった荒らしがいたのでそのログを張っておく*1

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狂人か狂信者か、それが問題だ。

海の日配役を考えている時に迷ったものの一つが狂人にするか、狂信者にするか、である*2。これは実際やってみたから分かったこと*3だが、村側が村同士で狼視していることが多く後からログを読んでみると狂人的な動きをしている素村も見受けられた。これは情報が少ない中なので当たり前だし配役の狙い通りなのだが、狼側から見ても混乱している村側と潜伏している狂人あるいは狂信者との区別がつかないように見えた。また、狂人役になった人の話を聞くと、どれが狼か分からないので何をしたらいいかもわからないまま、ただただ右往左往してしまったと言っていた。いわば、狂人の素村化である。

狂信者であれば狼位置が分かるので、占い師を騙れば狼に有利な占い結果を出せるし、潜伏してたとしても混乱しているフリをしながら狼の支援をすることができる。狼側から見て「こいつ、かなり俺の肩をもってくれてるな、ははん!さてはお味方か。」となれば狼から狂信者を特定できる*4。どこに重心を置くかになるが、結局村は十分混乱してるはずなので選ぶなら狂信者だろうと考えた。当然、ラインを繋ぐことになるので村側から見ても分かりやすくなってしまう場合も多くなるから狂人の時よりも見破りやすくもあるだろう。

実際に狂信者をやった感想を書くと、狼利に向けて完全に意図的に動けるのはとても楽しく、狼側は混乱しない、混乱するのは村側という俺が持つ人狼ゲームの世界観にも合っているように感じる。

というわけで、狂信者で決定。今回は身内噛みと狂信者というテーマで狼側に関わるところを書いたところで大団円。明日はようやく海の日配役の設定と村の掟について書こうと思う。

 

*1:荒らし排除をできなかったのはRMの俺の責任なので参加者の皆さんには申し訳なく思うが、このログがとれたのは海の日配役とてしてはプラスだと思っている。身内噛みがなくても騙っている狼側がいなかったので狼を追い詰めているログとなっている。最後は自決の猫噛み。

*2:猫にするか役人にするかについてはもう結論がつきました。

*3:一緒にプレイしてくださった参加者の皆さんに感謝。

*4:勘違いの可能性もあるが。